競技場まで先導の川内優輝「無粋なまねはしない」ひっそりゴール 2時間21分58秒で記録も公認

2021年01月31日 14:58

マラソン

競技場まで先導の川内優輝「無粋なまねはしない」ひっそりゴール 2時間21分58秒で記録も公認
<大阪国際女子マラソン>ペースメーカーとして前田穂南(左)、一山麻緒(右)の前を走る川内優輝(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【大阪国際女子マラソン ( 2021年1月31日    大阪市・長居公園周回~ヤンマースタジアム長居 42・195キロ )】 東京五輪代表の一山麻緒(ワコール)が2時間21分11秒の大会新記録で優勝し、同代表の前田穂南(天満屋)が2時間23分30秒の自己新記録で2位に入った。
 ペースメーカーを務めた男子の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は予定の40キロを超えて、競技場に入る直前までペースメーカーの岩田勇治(三菱重工)とともにトップの一山を先導。大会前に「完走したとしてもゴールシーンに映り込むような無粋なまねはしない。私はあくまでも黒子」と話したように一山がゴールする際に、テレビに映り込むことなく、やや時間を置いてひっそりとフィニッシュしていた。

 大会事務局によると川内の2時間21分58秒は公認され、108回目のフルマラソン完走となった。川内は24キロ過ぎに妻・侑子(あいおいニッセイ同和損保)を周回遅れにしていたが、侑子は2時間40分22秒で16位に入った。

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