日比野、逆転で2年連続初戦突破「自分のリズムを取り戻そうとしたことができた」

2021年02月10日 05:30

テニス

日比野、逆転で2年連続初戦突破「自分のリズムを取り戻そうとしたことができた」
 女子シングルス1回戦を突破した日比野(AP) Photo By AP
 【テニス全豪オープン第2日 ( 2021年2月9日    メルボルン )】 女子シングルス1回戦は世界ランキング76位の日比野菜緒(26=ブラス)が同132位のアストラ・シャーマ(オーストラリア)に2―6、6―3、7―5で逆転勝ちし、2年連続で初戦を突破した。2連覇を狙う第4シードのソフィア・ケニン(米国)も順当に勝ち進み、男子で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は世界56位のラスロ・ジェレ(セルビア)にストレート勝ちした。
  シングルス日本勢は初日に大坂なおみ(23=日清食品)以外の7人が姿を消した中、日比野が意地を見せた。地元のシャーマを相手に完全アウェーの中で第1セットを落とし、第2セットも2度のブレークを許す劣勢に「ここまでかなと思った」。それでも「コートにボールを入れたら何とかなる」と我慢強く走り回り、相手のミスも重なって逆転勝ちした。
 
 右肩痛で前哨戦を回避し、約3カ月ぶりの実戦。試合勘の不安を口にしつつも「走ってラリーをして、自分のリズムを取り戻そうとしたことができて良かった」と手応えを得た様子だった。

おすすめテーマ

2021年02月10日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム