ウィザーズが3季ぶりの4連勝 球宴先発のビールが37得点 八村は17得点
2021年02月21日 14:41
バスケット
球宴で初めて先発として出場することになった得点部門1位のブラドリー・ビール(27)は37得点と7リバウンド、ラッセル・ウエストブルック(32)は27得点、11リバウンド、13アシストで3試合連続、今季8回目のトリプルダブルを達成。17日のナゲッツ戦で35得点を挙げたダビス・バターンズ(28)は6得点に終わったが、第4Qでは貴重な3点シュート成功を2本成功させた。
C・J・マッカラム(29)、ユスフ・ナーキッチ(27)といった先発の主力を欠いているトレイルブレイザーズの連勝は6で止まって18勝11敗。ビールと2012年のドラフトで同期だったデイミアン・リラード(30=ビールは全体3番目、リラードは6番目指名)は3点シュートを17本中7本成功させ、35得点と12アシストを記録したものの第4Qでチームは19―29と後手に回った。リラードは第3Q終了間際にセンターサークルのロゴマーク付近からも“長距離砲”をさく裂。チーム全体では55本中19本の3点シュートを成功させたが(ウィザーズは26本中6本)、ペイント内でのスコアでは36―56と下回った。
ウィザーズはこの試合がロード4連戦の初戦。22日にはレイカーズ、23日にはクリッパーズ、さらに23日にはナゲッツとロードで顔を合わせることになっている。
一方、アンソニー・デービス(27)を右脚の故障、デニス・シュルーダー(27)を新型コロナウイルスの感染防止規定で欠くレイカーズは20日、地元ロサンゼルスでヒートに94―96(前半52―59)で敗れて今季2度目の連敗。クリッパーズと同率(22勝9敗)ながら、西地区全体で2位から3位に順位を下げた。球宴での主将が決まっているレブロン・ジェームズ(36)は19得点と9リバウンド、9アシストを稼ぎ、第4Q残り5秒に相手のスローインを寸断。残り1・2秒でアレックス・カルーソ(26)が同点を狙ってジャンプシュートを放ったが決めることはできなかった。
なおこの日にニューヨークで行われる予定だったニックス対スパーズ戦は、スパーズに4人の新型コロナウイルスの感染者が出たために延期。ヒューストン(テキサス州)でのロケッツ対ペイサーズ戦は寒波による停電の影響で延期となった。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場8分42秒=4得点)
(1)1分7秒・ペイント内をドリブルで刻んでゴール下=〇(アシスト・ビール)
(2)1分27秒・速攻からロングパスを受けてゴール下=〇(アシスト・ウエストブルック)
(3)2分51秒・右サイドからゴール下にもぐり込んでシュートを放つもコビントンにはたかれる=×
▼第2Q(出場10分19秒=無得点)
(4)4分19秒・正面からドライブしてゴール下。ディフェンスはサイモンズ=×
(5)4分50秒・ペイント内の競り合いからゴール下。ディフェンスはフッド=×
(6)9分25秒・ペイント内でターンアラウンドからジャンプシュート=×
▼第3Q(出場11分19秒=4得点)
(7)2分32秒・正面やや右から3点シュート=×
(8)6分13秒・右ローポストからのパワープレー。ペイント内でターンアラウンドでジャンプシュート=×
(9)6分39秒・アリウープからのダンク=〇(アシスト・ビール)
*10分31秒・フリースロー2本=〇〇
▼第4Q(出場6分34秒=9得点)
*6分20秒・フリースロー2本=〇×
(10)7分22秒・正面やや右から3点シュート=×
(11)9分14秒・速攻から左サイドを走り込んでダンク=〇(アシスト・ウエストブルック)
(12)10分21秒・ゴール下で左手でフックシュート=〇(アシスト・ロペス)
*11分34秒・フリースロー2本=〇〇
*11分40秒・フリースロー2本=〇〇
<20日の結果>
*ホーネッツ(14勝15敗)102―100ウォリアーズ(16勝15敗)
ヒート(13勝17敗)96―94*レイカーズ(22勝9敗)
サンズ(19勝10敗)128―97*グリズリーズ(13勝13敗)
*ブルズ(13勝16敗)122―114キングス(12勝17敗)
ウィザーズ(10勝17敗)118―111*トレイルブレイザーズ(18勝11敗)
*はホームチーム
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