田辺ひかりが66で1打差2位 師匠の佐伯三貴と同じ舞台で好発進

2021年04月23日 18:44

ゴルフ

 【女子ゴルフツアー フジサンケイ・レディース第1日 ( 2021年4月23日    静岡県 川奈ホテルGC富士C=6439ヤード、パー71 )】 ツアー未勝利の田辺ひかり(24=伊藤園)が7バーディー、2ボギーの66をマークし、首位と1打差の2位につけた。
 1番と2番で連続ボギーとつまずいたが、正確なショットで築いたチャンスを次々とものにした。8番は1メートル、9番は3メートルにつけて連続バーディー。11番と12番はいずれも7Iでピンに絡めて、続く13番はウエッジで1メートルにつけて3連続バーディーとした。

 ラウンド後は「川奈の試合で初めて。苦手なイメージがあったでの、いいゴルフができてびっくりしている」と笑顔で振り返った。

 指導を受ける佐伯三貴が1年5カ月ぶりにツアー出場。師匠と同じ舞台で戦っている田辺は「同じ舞台で戦えるのはうれしい。(佐伯)三貴さんが会場にいるだけで心強い」と話した。

 練習ラウンドでは、この大会過去2勝の佐伯からコースの注意点を教えてもらい、練習場ではスイング修正のアドバイスを授かった。前日夜にはLINEで「落ち着いてプレーするように」とメッセージを受け取った。

 芝目のきつい高麗芝グリーンを意識しすぎて序盤でボギーが重なったが、佐伯の教えを守り「スタートでイライラしたけど、すぐ切り替えた」。そしてバーディーラッシュにつなげた。

 昨年の日本女子プロ選手権で2位、今年初戦のダイキン・オーキッド・レディースで3位に入った。「今週は優勝したいという気持ちが強い」と田辺。師匠の前でツアー初優勝を目指す。

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