橋本聖子会長、五輪開催可否を巡る選手への批判に「心が痛む。アスリートでなく私が責められるべき」

2021年05月12日 22:19

五輪

橋本聖子会長、五輪開催可否を巡る選手への批判に「心が痛む。アスリートでなく私が責められるべき」
東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長 Photo By スポニチ
 国際オリンピック委員会(IOC)理事会が12日、スイス・ローザンヌで開催され、東京五輪の準備状況についてオンラインで説明した大会組織員会の橋本聖子会長、武藤敏郎事務総長が取材に応じた。
 東京五輪の開催、中止を巡り、競泳女子の池江璃花子らアスリート個人に批判の矛先が向けられた現状について、橋本会長は「SNS等で大変な心配、不安をかけているのは本当に心が痛む思い。アスリートが責められるべきでなく、組織委員会の会長の私が責められるべき。開催しないで、辞退して、という矛先が個人に向けられるのは許しがたい」と話した。その上で「(選手が)本当に自信を持って頑張りたいという声を上げられない現状を見たときに、安心して準備できる態勢を整えないといけない」と述べた。

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