西堀健実・溝江明香組が準決勝進出 再結成ペアが東京五輪へ残り2勝「絶対に勝つ!」

2021年05月22日 15:25

ビーチバレー

西堀健実・溝江明香組が準決勝進出 再結成ペアが東京五輪へ残り2勝「絶対に勝つ!」
<東京五輪日本代表決定戦第1日>準決勝進出を果たした溝江(左)西堀ペア(C)JVA BEACH Photo By 提供写真
 【ビーチバレー女子 東京五輪日本代表決定戦第1日 ( 2021年5月22日    東京・ドーム立川立飛 )】 2回戦が行われ、第2シードの西堀健実(39)溝江明香(30=ともにトヨタ自動車)組が、長谷川暁子(35=NTTコムウェア)二見梓(29=東レエンジニアリング)組を2―0とストレートで下し、準決勝進出を果たした。
 第1セットを21―19と接戦で制すと、第2セットを21―18で奪って勝利した。西堀は5本のブロックで相手の攻撃を封じ、「自分でもびっくり」と笑顔。試合中はコートで何度もガッツポーズし、感情を込めた。

 5年前の悔しさが強さの証だ。2016年6月、リオ五輪出場をかけたアジア4次予選。3位決定戦で中国に敗れ、五輪出場を逃した。その後、ペアを解消し、17年以降はそれぞれ別のペアを組んでいたが、昨年1月に再結成。西堀は「覚悟を持って臨める選択をした。溝江なら、後悔なくそれができると思った」と並々ならぬ思いで今夏を目指してきた。東京五輪出場まで、残り2勝。2人そろって「絶対に勝つ!」と力を込めた。

 東京五輪には最大2組が出場可能。今大会で開催国枠が決まる。残り1枠は6月14日付のオリンピックランキング上位15チームに入るか、同18日から始まるアジア最終予選での優勝が条件になる。

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