最後の1枠を巡って激闘 延長を制したのはグリズリーズ カリー39得点もウォリアーズ散る!

2021年05月22日 13:05

バスケット

最後の1枠を巡って激闘 延長を制したのはグリズリーズ カリー39得点もウォリアーズ散る!
グリズリーズの4選手に囲まれるウォリアーズのカリー(AP) Photo By AP
 NBAは21日、サンフランシスコ(カリフォルニア州)で「プレー・イン・トーナメント」の最後の試合を行い、西地区全体9位のグリズリーズが8位で地元のウォリアーズを117―112(前半62―49、延長18―13)で撃破。昨季の新人王、ジャー・モラント(21)が35得点と6リバウンド、6アシスト、4スティールをマークして最後の枠を確保した。
 東西両地区の7~10位による「プレー・イン・トーナメント」は6試合目だったが、下位チームが勝ったのはグリズリーズが初めて。4季ぶりとなるプレーオフの1回戦ではリーグ最高勝率を収めているジャズと顔を合わせることになった。

 ウォリアーズはレギュラーシーズン最終戦でグリズリーズに113―101で勝ち、今季は2勝1敗と勝ち越していたものの大事な一戦で苦杯。最大17点差をはねのけて第4Qの大詰めで追いついたが延長で競り負ける形となった。

 今季の得点王(32・0)でシーズンMVPの最終候補3人の中に入ったステフィン・カリー(33)はダブルチームによる圧力を加えられながらも15本中6本の3点シュートを決めて39得点を挙げたが、ターンオーバーを7回喫し、5分間の延長では2得点のみ。2015年から5年連続でファイナルに進出(うち3回優勝)しているが、2季連続でプレーオフを逃して今季の全日程を終了した。

 これで今季のプレーオフに出場する全16チームが確定。1回戦は22日にスタートし、東地区の「プレー・イン・トーナメント」の2戦目を勝って3季ぶりにポストシーズンに駒を進めた8位ウィザーズは、23日(日本時間24日午前2時)に敵地フィラデルフィア(ペンシルベニア州)で1位76ersとの初戦に臨むことになっている。

 <プレーオフ1回戦の組み合わせ>
 ▼東地区
(1)76ers(49勝23敗)―(8)ウィザーズ(34勝38敗)
(2)ネッツ(48勝24敗)―(7)セルティクス(36勝36敗)
(3)バックス(46勝26敗)―(6)ヒート(40勝32敗)
(4)ニックス(41勝31敗)―(5)ホークス(41勝31敗)
 ▼西地区
(1)ジャズ(52勝20敗)―(9)グリズリーズ(38勝34敗)
(2)サンズ(51勝21敗)―(7)レイカーズ(42勝30敗)
(3)ナゲッツ(47勝25敗)―(6)トレイルブレイザーズ(42勝30敗)
(4)クリッパーズ(47勝25敗)―(5)マーベリクス(42勝30敗)
 *カッコ内の数字は地区内全体順位

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