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【Bリーグ】広島が初の年間王者戴冠!一度もリード許さず王者・琉球に下克上 引退の朝山は有終の美

2024年05月28日 21:08

バスケット

【Bリーグ】広島が初の年間王者戴冠!一度もリード許さず王者・琉球に下克上 引退の朝山は有終の美
試合終了直後、歓喜に沸く広島の選手たち Photo By スポニチ
 2戦先勝方式の決勝第3戦が行われ、広島(ワイルドカード)が琉球(西地区2位)に65―50で勝利し、初の年間王者に輝いた。準々決勝で三遠(中地区1位)、準決勝で名古屋D(西地区1位)を破り、初の決勝で下克上を完遂させた。
 第1Qはお互いに得点を重ねながら迎えた終盤に広島のC河田チリジのダンクシュート、SF舟生誠也の3点シュートが決まり17―12とリードした。第2Qは開始直後からPG上沢俊喜、PFケリー・ブラックシアー・ジュニア、PFニック・メイヨの3点シュートが立て続けに決まったところで、琉球がたまらずタイムアウト。その後は琉球が粘り強いディフェンスから速攻を仕掛けるなど盛り返したが、広島リードのまま前半を終えた。

 第3Qに入ると、相手が怒濤の追い上げ。一時2点差まで迫ったものの、広島はSG山崎稜の3点シュートなどで得点を重ね、6点理リードで最終Qへ。堅守で琉球の機動力を阻みながら、SFドウェイン・エバンスの連続得点などで突き放した。第1Q終盤に一時同点に追いつかれたものの、最後まで一度もリードを許すことなく王者を押し切った。

 広島は準々決勝で三遠(中地区1位)、準決勝で名古屋D(西地区1位)を破り、初の決勝に勝ち上がった。琉球は準々決勝でA東京(東地区2位)、準決勝で千葉J(ワイルドカード)を下し、3季連続で決勝進出を果たした。

 25日の第1戦は琉球が74―62で勝利。26日の第2戦は72―63で広島が制した

 ▼PG中村拓人 本当に最高です。この舞台でチームメートと戦えた。本当に楽しく戦えた。挑戦者の気持ちがあった。この舞台を楽しもうと思っていたので、自然と笑顔が出た。僕たちはディフェンスのチーム、自信を持ってこの舞台に来た。苦しい時間もあったが、チームメートと助け合いながら守れた。

 ▼SG朝山正悟 何も言うことがないです。夢のよう。この舞台、景色を見させてくれたコーチ、スタッフ、チームメイト、最高のライバルチームと戦えたこの瞬間。本当に最高です。ありがとうございました。第3戦、ファイナルの舞台にふさわしい試合展開だった。どっちに転ぶか分からない中で最後まで勝利を信じて勝ち取ったと思う

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