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琉球 連覇ならず 岸本「今日一日で、全てが終わった喪失感がある」 15点差で敗戦

2024年05月28日 23:19

バスケット

琉球 連覇ならず 岸本「今日一日で、全てが終わった喪失感がある」 15点差で敗戦
優勝を懸けた一戦でプレーする広島、琉球の選手たち Photo By スポニチ
 【Bリーグ・チャンピオンシップ決勝第3戦   琉球50―65広島 ( 2024年5月28日    横浜アリーナ )】 1万2209人の観衆を集めて2戦先勝方式の決勝第3戦が行われ、琉球(西地区2位)が広島(ワイルドカード)に50―65で敗れ、2連覇とはならなかった。昨季は決勝で千葉Jに連勝。3月の天皇杯決勝は千葉Jに大敗し、頂点を逃していたが、またしても一歩及ばなかった。
 リバウンド数で上回り、今村が10得点と奮闘。第3Qに2点差まで詰め寄ったものの、最後は15点差をつけられた。8得点の岸本は「悔しいという実感はない。はかないなと。今日一日で、全てが終わった喪失感がある」と淡々と語った。

 序盤から広島のディフェンスに苦しんだ。桶谷監督は「点数を自分たちが取れなくて、スイッチディフェンスに対して糸口を僕自身が選手たちにプレーを提案し続けられなかったところが敗因」と振り返った。

 快進撃を続けてきたチームの愛称は「ゴールデンキングス」。ユニホームも金色だが、今村、岸本をはじめ多くの選手が髪を金色に染めてプレーしている。レギュラーシーズンは最終盤に4連敗。17~18年から西地区で6連覇してきたが、7季ぶりに王座を明け渡した。

 負の流れを断ち切るため、若手が率先して髪をチームカラーの金色に染めたという。その“効果”があったのか、CSでは準々決勝でA東京、準決勝で千葉Jと強豪を撃破して3季連続決勝に勝ち進んだ。

 第1戦では3点シュートを15本成功させるなど終始リードを保った。チーム最多15得点の全てを3点シュートで稼いだ今村が、勝利を呼び寄せた。第2戦では小野寺の3点シュートなどで試合を優位に進め、前半を4点リードで折り返すも後半に巻き返され、連勝を逃していた。

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