クリッパーズが初の西地区決勝進出 八村とドラフト同期のマンが39得点 25点差を大逆転
2021年06月19日 14:08
バスケット
ポール・ジョージ(31)は28得点、レジー・ジャクソン(31)も27得点とベテランも奮闘。昨季のファイナルでは同じステイプルズ・センターを本拠にしているレイカーズが優勝したが、その前年覇者が1回戦で敗退した今季もロサンゼルス勢が“連覇”への可能性をまだ残している。
今季リーグ最高成績(52勝20敗)を挙げていたジャズは、ドノバン・ミッチェル(24)がマンと同じ39得点を稼いだものの、後半のチームスコアは47―81。今季のシックスマン賞を受賞したジョーダン・クラークソン(29)は21得点を稼ぎ、第2Qには1人で連続17点を記録したが、まさかの逆転負けを喫して今ポストシーズンから姿を消した。
太腿を痛めていたガードのマイク・コンリー(33)はこのシリーズで初出場したが26分の出場で5得点どまり。チームの3点シュート成功率は47・7%(44本中21本)をマークしたものの、クリッパーズの成功率はそれを超える51・3%(39本中20本)だった。
一方、東地区第1シードの76ersは敵地アトランタ(ジョージア州)で行われた地区準決勝の第6戦で、第5シードのホークスに104―99(前半47―51)で競り勝って3勝3敗。勝負は20日に地元フィアデルフィア(ペンシルベニア州)で行われる最終第7戦にもつれ込んだ。
東地区準決勝では第2シードのネッツ対第3シードのバックスも3勝3敗で、“地区4強”による準決勝の2カードがともに最終戦を迎えるのは2006年の西地区(サンズ対クリッパーズ、マーベリクス対スパーズ)以来、15年ぶりで、東地区では2001年(76ers対ラプターズ、バックス対ホーネッツ)以来、20年ぶりの出来事となった。
76ersは第1Q途中で12点差を追う展開となったが、第3Qの出だしからセス・カリー(30)の3本の3点シュートなどで連続14点を奪って試合の流れを変え、第4Qの大詰めでもホークスの追撃をかわして逃げ切った。
第5戦で4得点に終わっていたトバイアス・ハリス(28)と、9本中6本の3点シュートを決めたカリーがともに24得点。センターのジョエル・エンビード(27)も22得点と13リバウンドを稼いで勝利に貢献した。
ホームで勝っていれば6年ぶりの東地区決勝が決まっていたホークスは惜敗。右肩の故障を押して出場を続けるトレイ・ヤング(22)が5本の3点シュートなどで34得点と12アシストを記録したものの、1万6600人の地元ファンの期待に応えることはできなかった。
<地区準決勝の組み合わせと経過>
▼東地区
(1)76ers―(5)ホークス(3勝3敗)
(2)ネッツ―(3)バックス(3勝3敗)
▼西地区
(1)ジャズ―(4)クリッパーズ(クリッパーズ4勝3敗)
(2)サンズ―(3)ナゲッツ(サンズ4勝0敗)
*カッコ内の数字は地区全体順位
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