萌寧 女子ゴルフ東京五輪代表決定で「晴れて本音が言える。めちゃくちゃうれしい」
2021年06月30日 05:30
ゴルフ
![萌寧 女子ゴルフ東京五輪代表決定で「晴れて本音が言える。めちゃくちゃうれしい」](/sports/news/2021/06/30/jpeg/20210630s00043000137000p_view.webp)
1年前は日本勢4番手の世界ランク59位で「五輪を気にする順位でもなかった」。新型コロナの影響で五輪の延期が決まり、選考期間も延長。その延びた1年間で6勝を積み重ね、世界ランクをぐんぐんと上げていった。選考期間最終戦までもつれた古江彩佳、渋野日向子との残り1枠の代表争い。本音を自分だけの心の底に秘め、強い気持ちで戦い続けたことで五輪切符を手にすることができた。
五輪と言えば思い浮かべる選手がいる。レスリング女子で3つの金メダルと銀メダル1つを獲得した吉田沙保里さん(38)だ。「王者だなって。カッコいい理想像の女性アスリートだと思います」。同じように、日の丸を背負って初めて出場する大舞台。「人生の名誉。プレッシャーはもちろんあると思いますけど、期待をしていただける楽しみの方が大きい」と言い切った。
五輪で実力を出し切るためのスケジュールも決定済み。8月4~7日の女子競技が開催される前週まで、国内ツアーに参戦。「いつも通りのルーティン」で状態を整える方針だ。日本の女子ゴルフ界でもっとも勢いある21歳は「もちろんメダルを獲れたら凄いこと。まずは自分のベストを尽くして、少しでも上にいきたい」と目標を掲げた。
≪前戦予選落ちから“再出発”≫稲見はこの日、インの9ホールを練習ラウンドし、大会に向け調整した。前週のアース・モンダミン・カップでは今年初めて予選落ち。週末はトレーニングと練習でスケジュールを「埋め尽くした」そうで「また新たな気持ちでリスタートできる」。前回開催された19年大会は9位に食い込み「また攻める気持ちを奮い立たせて、上位争いできたら」と力を込めた。