藤田 2位浮上、10年ぶりツアーVへ好位置 ショートゲーム強化が結実

2021年07月24日 05:30

ゴルフ

藤田 2位浮上、10年ぶりツアーVへ好位置 ショートゲーム強化が結実
<大東建託いい部屋ネット・レディース第2日>18番、ティーショットを終えフェアウェーへ向かう藤田(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー 大東建託いい部屋ネット・レディース第2日 ( 2021年7月23日    北海道 滝のCC=6578ヤード、パー72 )】 首位に3打差の3位から出た藤田さいき(35=チェリーゴルフ)が68で回り、首位に2打差、通算9アンダーの2位と11年富士通レディース以来10年ぶりのツアー6勝目へ好位置をキープした。韓国の全美貞(38)が通算11アンダーで首位。国内ツアー復帰2戦目の渋野日向子(22=サントリー)は通算2アンダーの32位で決勝ラウンド進出を決めた。
 プロ16年目のベテラン・藤田が猛暑の北海道で気を吐いた。4番では200ヤードの第2打を5Uでピン4メートルに運び、今季4位となる7個目のイーグルを奪った。「まだ、うまくなれるかもと思いながら練習してたらゴルフが楽しくて」。コロナ自粛中の練習でショートゲームを強化。今季は既に賞金約4300万円を稼ぎ、3季ぶりの賞金シード復活を確実にしている。先週のGMO&サマンサ・カップで4年ぶりの優勝を遂げた若林ら30代の復活Vが続いているのも発奮材料だ。

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