競歩メダリストから反対意見続々「なぜか聞きたい」「大きな失敗だ」 東京五輪最後に50キロ種目は廃止

2021年08月06日 12:18

陸上

競歩メダリストから反対意見続々「なぜか聞きたい」「大きな失敗だ」 東京五輪最後に50キロ種目は廃止
<東京五輪 男子50キロ競歩>3位となったカナダのダンフィー(右)はフラワーセレモニーで喜ぶ(左から2位のドイツのヒルベルト、1位のポーランドのトマラ)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【東京五輪第15日 陸上・男子50キロ競歩 ( 2021年8月6日    札幌大通公園 )】 男子50キロ競歩のメダリストが6日、レース後に記者会見し、IOC(国際オリンピック委員会)が東京五輪を最後に同種目を廃止するという決定に反対意見が相次いだ。
 銀メダリストのヒルベルト(ドイツ)は「50キロ競歩をなくすのはミス。本当に残念だし、なぜなのかと聞きたい」と話した。また、「スーツを着ているIOCや世界陸連(WA)の人たちは選手とよく話していないんじゃないか?」とも指摘した。

 リオ五輪4位で銅メダルを獲得したダンフィー(カナダ)は「(廃止は)本当に残念。IOCとWAの大きな失敗だ。50キロ競歩は五輪に残すべきだ」と手厳しかった。

 “最後の金メダリスト”となったトマラ(ポーランド)は「今回の決断は理解できない。TVの放映時間が長いという意見もあるが、なぜなのか。理解できない。最後のレースにしたくないが、なってしまった。ハートブレイクだ」と語った。

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