今平 異例のパター2本態勢 ツノ型ハマった、64で暫定首位発進

2021年08月27日 05:30

ゴルフ

今平 異例のパター2本態勢 ツノ型ハマった、64で暫定首位発進
<sansan KBCオーガスタ初日>9番、ホールアウトし笑顔の今平(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフ Sansan・KBCオーガスタ 第1日 ( 2021年8月26日    福岡県 芥屋GC=7210ヤード、パー72 )】 3季連続賞金王を目指す今平周吾(28=フリー)が1イーグル、6バーディー、ボギーなしの64で回り、清水大成(22=フリー)、スコット・ビンセント(29=ジンバブエ)とともに8アンダーの暫定首位発進した。前週の最終日から投入したパターを武器に、今季初勝利を目指す。大会は雷雲接近によりスタート時間が約2時間遅れた影響で、27選手が競技を終えられなかった。
 出だし10番で「ショウゴ」と間違えて名前をコールされたが、「いい感じに和んだ」とポジティブに受け止めた今平。そのホールで5メートルを沈めてバーディー発進し、「ショットの調子は良くなっているのに、最近はうまく流れに乗れなかった。今日は良い流れで最後までいけた」と大会自己ベスト64を叩き出した。

 前週の最終日に試したツノ型のパターがきっかけ。合わなかった時のためにエースもバッグに残す異例のパター2本態勢を組んだ。今大会は「感覚を出せる」と、操作性の高いツノ型1本に絞って本格投入。試みが当たり、この日のパット数は「23」と好スコアの要因になった。18、19年の賞金王だが、今季は未勝利で現在の賞金ランクは11位。目標の3季連続賞金王戴冠に向けて、まずは2年ぶりの勝利をつかむ。

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