金谷 ノーボギー67、手応え4差発進 日本一→米挑戦で進め松山先輩の道
2021年10月15日 05:30
ゴルフ
「ノーボギーで回れたことが一番良かったかな。うまくパーセーブもできたし。余力じゃないですけど、いいスコアが出る準備はできてると思います」
16番パー5で4メートルのパットを沈め、この日最初のバーディーを奪った。続く17番パー3では一転、第1打をグリーン左のバンカーに打ち込み、ピンチを迎えたが、4メートルのパットをしぶとく沈めてパーセーブ。終始、集中力を切らすことなく粘り強いゴルフを続けた。
世界アマチュアランク1位、ツアー史上4人目のアマチュア優勝など数々の勲章を引っ提げてプロデビューしたのが1年前のこの大会。その後2勝を挙げ賞金王レース首位にも立ったが、今夏約2カ月の海外遠征で挫折を味わった。海外メジャー2試合を含む5試合で3度の予選落ち。この間に賞金ランク首位を明け渡し、東京五輪代表争いでも星野陸也に逆転を許した。東北福祉大の大先輩、松山英樹の背中を追い世界を目指すだけに「情けないと感じている」としながらも「気持ちが前に出過ぎて冷静なプレーができなかった」と原因は分析済みだ。
現在賞金ランクは首位C・キムと約1400万円差の4位。「うまくバランスを取りながら残り3日間もいいプレーをしたい」。松山は16年大会を制覇。翌17年、大学1年だった金谷は大学の先輩・池田勇太に1打差の2位だった。高2から通算7度目の挑戦。あの時のあと一歩はこの4年の成長で十分に補えるはずだ。
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