松山「歓声はうれしかった」 ボギーなし絶好1差!2年ぶり日本のファンの前で2位発進

2021年10月22日 05:30

ゴルフ

松山「歓声はうれしかった」 ボギーなし絶好1差!2年ぶり日本のファンの前で2位発進
8番、松山(中央)は大勢のギャラリーの注目を浴びながら2打目を打つ(撮影・西川 祐介) Photo By スポニチ
 【米男子ゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第1日 ( 2021年10月21日    千葉県印西市 アコーディア習志野CC=7041ヤード、パー70 )】 マスターズ覇者の松山英樹(29=LEXUS)は、6バーディー、ボギーなしの64で回り首位に1打差の2位と絶好のスタートを切った。日本ツアーから出場している岩田寛(40=フリー)が、18番でイーグルを決めるなど7アンダー、63の猛チャージで単独首位に立った。東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(27=米国)はパープレーの70で29位と出遅れた。
 燃えないわけがなかった。プレー中。松山の組には何重もの人垣ができた。「あそこまで多くの方に来ていただけると、いいプレーをしなければいけないという気持ちが出てきて、それがうまくいったかなと思います」

 この日のギャラリーは4468人。その多くが松山の組についた。前日、練習場で調整した時は「何となくイケるんじゃないかと思った」と手応えを得たが、一夜明けるとそれがなくなっていた。「(今の)状態からしたら、恥ずかしいプレーばかりするんだろうなと思っていた」と不安を抱えてのラウンド。しかし、それを打ち消してくれたのが、無観客試合の東京五輪の時にはいなかった大勢のギャラリーだった。

 1番で2メートルを決めてバーディー発進すると、3番でも同じような距離を沈め波に乗った。6番パー5では6メートルに2オンさせ楽々とバーディーを奪った。「一昨年もスタートがバーディーだったので、余裕ができて良かったと思います」

 2年ぶりの日本開催。2位に入った前回の初日は3位だった。今回はその時を上回る好発進。「状態は(練習ラウンドと)さほど変わっていない」と景気のいい言葉は出てこないが「歓声はうれしかった。日本でやっているんだと感じました」とホームのアドバンテージを生かしスコアを伸ばす。

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