ウィザーズが王者バックスを撃破 10戦7勝は7季ぶり ラプターズはシアカム復帰も連敗

2021年11月08日 10:35

バスケット

ウィザーズが王者バックスを撃破 10戦7勝は7季ぶり ラプターズはシアカム復帰も連敗
バックスのホリデーのマークを振り切るウィザーズのビール(AP) Photo By AP
 八村塁(23)がまだ合流していないウィザーズは7日、地元ワシントンDCで昨季のファイナルを制した王者バックスを101―94(前半49―52)で退けて7勝3敗。ブラドリー・ビール(28)が30得点と8リバウンド、カイル・クーズマ(26)が15得点、10リバウンド、モントレズ・ハレル(27)が15得点を挙げてホームでは今季6戦5勝とした。
 ウィザーズが開幕からの10戦で7勝を挙げたのは2014年(46勝36敗)以来、7シーズンぶり。このカードでの連敗は「8」で阻止した。東地区サウスイーストでは2位。ディビジョン首位のヒート(7勝2敗)には0・5ゲーム差に迫った。

 東京五輪の米国代表だったフォワードのクリス・ミドルトン(30)が新型コロナ感染、センターのブルック・ロペス(33)を腰の故障で欠いているバックスは4勝6敗で、ここ6戦で5敗目を喫した。

 ファイナルでMVPとなったヤニス・アデトクンボ(26)は29得点と18リバウンドをマークしたものの、第3Qで19―33と後手に回ってウィザーズに振り切られた。

 渡辺雄太(27)が故障で離脱しているラプターズでは肩を手術していた主力フォワードのパスカル・シアカム(27)が地元トロントで行われたネッツ戦で今季初出場。25分のプレータイムで15得点、4リバウンド、2ブロックショットをマークしたものの、試合は103―116(前半60―53)で敗れてチームは6勝5敗。5連勝のあとは黒星が2つ並んだ。

 フレッド・バンブリート(27)が41分出場してチーム最多の21得点を記録。しかしラプターズは前半で7点をリードしながら第3Qでは17―35とリズムを失って敗れ、ホームでは今季2勝5敗となった。

 勝ったネッツは5連勝を飾って7勝3敗となり、東地区全体首位の76ers(8勝2敗)には1ゲーム差。ケビン・デュラント(33)が31得点、7リバウンド、7アシスト、ジェームズ・ハーデン(32)は28得点、10リバウンド、8アシストを稼いでチームを引っ張った。

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