ラプターズの渡辺が5試合連続で3P成功 チームは逆転負け ウィザーズは連敗を3で阻止
2021年12月09日 12:10
バスケット
渡辺は19分出場して今季自己最多の3アシストを記録したが、すべて3点シュートによる試投となったフィールドゴール(FG)の成功は4本中1本にとどまり、フリースローの1本を含めて4得点だった。今季は6試合目だが、これで5試合連続で3点シュートを成功。今季の成功率は38・1%となっている。
サンダーは8勝16敗。シェイ・ギルジャスアレクザンダー(23)が26得点を稼ぎ、6日のピストンズ戦で連敗を8でくい止めたあとは白星を2つ並べた。
ウィザーズは敵地デトロイト(ミシガン州)でピストンズを延長の末に119―116(前半52―60、延長13―10)で退けて15勝11敗。前半途中で最大14点差のビハインドとなりながら後半に勢いを取り戻し、116―116で迎えた延長の残り0・6秒にはこの日26得点のカイル・クーズマ(26)が左のコーナーから値千金の3点シュートを沈めて連敗を3で阻止した。
ウィザーズは今ロード3連戦を1勝2敗で終了。ひとケタ点差での勝利は今季11回目で、延長戦では3戦全勝とまだ一度も負けていない。
ただし2点をリードしていた第4Qの残り12・9秒、マイボールだったにもかかわらず、スローインを受けたブラドリー・ビール(28)が「バックパス・バイオレーション」を犯して攻撃権を失い、残り2・3秒にジェラミー・グラント(27)にフリースローを2本決められるというミスが招いた延長の5分間。ビールは25得点をマークしたものの、「クラッチ・シチュエーション(残り5分で5点差以内)」でのターンオーバー数はリーグで2番目に多い9回目(1位はラッセル・ウエストブルック=レイカーズ=の10回)を数えている。
敗れたピストンズは4勝20敗。東京五輪の米国代表だったグラントが28得点、ドラフト全体トップで指名された新人のケイド・カニングハム(20)が21得点をマークしたものの、チームは10連敗を喫した。