ロコ・ソラーレ“生みの親”本橋麻里さんが分析 「種類が違う」努力の“四重奏”

2021年12月17日 05:30

カーリング

ロコ・ソラーレ“生みの親”本橋麻里さんが分析 「種類が違う」努力の“四重奏”
本橋麻里さん Photo By スポニチ
 【カーリング北京五輪最終予選第6日   日本5-8トルコ ( 2021年12月16日    オランダ・レーワルデン )】 夢舞台を狙うロコ・ソラーレのメンバーを、本橋麻里さん(35)は間近で見つめてきた。11年前にチームを創設し、今は代表理事。本橋さんが「全員が努力家だけど、種類が違う」と言う“四者四様”のスタイルから、それぞれの個性が浮かび上がる。
 ◇リード吉田夕梨花=決心して突っ切る努力家
 本橋さん「出会った時は高校生で、トップアスリートになるという決心の瞬間を見ていた。一つ一つ考えて決心して、決心したことはとことんやる」

 ◇セカンド鈴木夕湖=天真爛漫(らんまん)な努力家
 本橋さん「常呂から北見までの約40キロ、氷上練習の前に自転車で来たこともある。スイープを凄く掘り下げていて、弱点もよく見つめている」

 ◇サード吉田知那美=アイデアの努力家
 本橋さん「いろんなところにアンテナを張って、勝つためにはどうしたらいいか、ずっと考えている」

 ◇スキップ藤沢五月=ストイックな努力家
 本橋さん「日本代表のラスト2投を投げるのは、死ぬほど苦しいし、決まれば楽しい。重圧を背負っている。チームメートに甘えられるようになった、さっちゃん(藤沢)を見ると安心する」

 本橋さんは予選前、「その場、その瞬間を楽しんでほしい」とエールを送っていた。「今」にフォーカスした4人が、プレーオフで切符獲りに挑む。

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