ブルズが8日ぶりの試合で白星 プロトコル明けのデローザンがレイカーズ戦で38得点

2021年12月20日 14:51

バスケット

ブルズが8日ぶりの試合で白星 プロトコル明けのデローザンがレイカーズ戦で38得点
レイカーズ戦で38得点を挙げたブルズのデローザン(AP) Photo By AP
 新型コロナウイルス感染の影響でネッツ対ナゲッツなど3試合が延期となったNBAは19日、各地で6試合を消化。東地区全体2位ながら一時10選手が感染防止対策の健康安全プロトコルの対象となって2試合が延期されたブルズは、8日ぶりの試合を地元シカゴ(イリノイ州)で行い、レイカーズに115―110(前半61―59)で競り勝って18勝目(10敗)を挙げた。
 東京五輪の米国代表だったザック・ラビーン(26)はまだ離脱しているが、プロトコル明けとなったデマー・デローザン(32)が4試合ぶりに復帰。フリースローを17本中16本成功させただけでなく、109―110で迎えた第4Qの残り52・6秒には正面から逆転のジャンプシュートを決め、計38得点を稼いでチームに3試合ぶりの白星をもたらした。

 フランク・ボーゲル監督(48)と6選手がプロトコルの対象となっているレイカーズは連敗で16勝15敗。主力フォワードのアンソニー・デービス(28)は膝を痛めて少なくとも4週間は戦列を離れることになっており、レブロン・ジェームズ(36)が39分の出場で31得点と14リバウンドをマークしたものの、終盤での競り合いをものにすることができなかった。

 ラッセル・ウエストブルック(32)は20得点、9リバウンド、8アシストを記録。10日間契約を交わしてこの日が2試合目となったアイゼイア・トーマス(32)は先発して13得点、ベンチから出たカーメロ・アンソニー(37)は5本の3点シュートなどで21得点をマークしたが勝利には結びつかなかった。

 西地区全体首位のサンズは地元フェニックス(アリゾナ州)でホーネッツを137―106(前半69―47)で下して24勝5敗。137点は今季のチーム最多得点で、同2位ウォリアーズ(24勝6敗)に0・5ゲーム差をつけた。

 東京五輪の米国代表だったデビン・ブッカー(25)は脚の故障から8試合ぶりに復帰し、26分の出場で16得点。ホームでは今季14勝2敗とした。

 ヒートを退けたピストンズは連敗を14で阻止。グリズリーズはトレイルブレイザーズに敗れて連勝は5でストップしている。

 <19日の結果>
*ピストンズ(5勝24敗)100―90ヒート(18勝13敗)
トレイルブレイザーズ(13勝18敗)105―100*グリズリーズ(19勝12敗)
*キングス(13勝18敗)121―114スパーズ(11勝18敗)
*ブルズ(18勝10敗)115―110レイカーズ(16勝15敗)
*ティンバーウルブス(15勝15敗)111―105マーベリクス(14勝15敗)
*サンズ(24勝5敗)137―106ホーネッツ(16勝16敗)
 *はホームチーム

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