日本ハンドボールリーグ 24年開幕の次世代型プロリーグ構想を発表、参入にはプロ契約選手11人以上必須

2021年12月20日 15:10

バドミントン

日本ハンドボールリーグ 24年開幕の次世代型プロリーグ構想を発表、参入にはプロ契約選手11人以上必須
<日本ハンドボールリーグ次世代型プロリーグ構想発表会見>フォトセッションに応じる(左から)松井隆事務局長、ジークスター東京の土井レミイ杏利、葦原一正代表理事、三重バイオレットアイリスの原希美、太田雄貴理事 Photo By スポニチ
 日本ハンドボールリーグは20日、都内で会見を行い、次世代型プロリーグ構想を発表した。新リーグに参加するためにはプロ契約選手が11人以上必須。来年3月に参入申し込みを開始し、2024年2月の開幕を目指す。葦原一正代表理事(44)は「子どもたちが立ってみたい、ワクワクするような憧れの場所をつくっていきたい」と意気込んだ。
 基本コンセプトは「シングルエンティティ」と「デュアルキャリア」。新リーグでは収益事業がリーグで一括管理され、各チームに分配する。キャリアではダイバーシティーの時代に合わせ、専業プロ、兼業プロ、アマといった多様な形態が可能。新リーグへの参加条件は、地域やファンを大事にするという「理念への賛同」、チーム名に地域名を入れる「チーム名要件」、1500人以上のホームアリーナを有する「アリーナ要件」、事業計画書を提出する「財務要件」、行政支援書などをリーグに提出する「支援書要件」、U12チームを保有する「ユースチーム要件」、リーグの統一契約書(プロ契約)に11人以上がサインする「選手契約要件」、プライマリーロゴはリーグ指定の商標11分類において権利化取得とする「事業要件」の8つとしている。

 会見には東京五輪ハンドボール男子日本代表の土井レミイ杏利主将(32=ジークスター東京)、女子日本代表の原希美主将(30=三重バイオレットアイリス)、リーグ理事を務める太田雄貴氏(36)が登壇。土井は「期待が大きい。今、ハンドボールではヨーロッパが盛り上がっている。その凄さを超えるくらい、凄いリーグになっていってほしい」と思いを語り、原は「会場に入ったら、良い雰囲気で広くて、2万人の満員でビールとかおつまみとかご飯を食べながら応援してもらうことを妄想しています」と期待を膨らませた。太田氏は「遠い道のりだけど、一生懸命頑張っていきます」と理事としての抱負を語った。

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