萌寧4冠達成!「自信ない」も海外メジャー挑戦意欲 主戦場は国内ツアー

2021年12月22日 05:30

ゴルフ

萌寧4冠達成!「自信ない」も海外メジャー挑戦意欲 主戦場は国内ツアー
賞金ランキングを含む4冠受賞の稲見(左)と資生堂ビューティー・オブ・ザ・イヤーを受賞した西村(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード2020―2021」が21日、都内のホテルで行われ、稲見萌寧(22=都築電気)が賞金ランキング1位、平均ストローク1位など最多4冠に輝いた。21年の主役は来季も日本ツアーを主戦場とするが、スポット参戦での海外メジャー挑戦にも意欲を示した。
 チェック柄のワンピースで着飾った稲見は「あまり柄物、フリフリ系を着ないので、新鮮な感じでいいかなと思った」と、落ち着いた雰囲気の衣装を選んだ理由を明かし「この式に出たい気持ちが凄くあったので、それがかなって良かった」と達成感をにじませた。

 今季最多の9勝を挙げ、史上最高額の2億5519万2049円の賞金を稼いだ。使い道を聞かれると「老後のために貯金します」と笑いを誘った。賞金ランキング1位、平均ストローク1位のタイトルを獲得し、東京五輪銀メダルによる輝き賞、日立3ツアーズ選手権優勝のJLPGAチームの一員として特別賞も受賞した。今年最も印象に残る出来事を聞かれると「五輪が一生の思い出になった」と世界の大舞台でのプレーを挙げた。

 来季に向けては「まず1勝。(初詣は)複数優勝できますようにと祈ります」と堅実な目標を掲げながら「日本でずっとやっていきたい気持ちは変わらない。でも(コロナ禍の)こういう状況じゃなければ、メジャーも出場できる機会があれば行ってみたい」と海外メジャー挑戦にも意欲を示した。

 過去の海外メジャー出場は2度。20年AIG全英女子オープンは予選落ち、同年全米女子オープンは54位に終わっている。「自信はない」と謙虚に話すが、渋野、古江の米ツアー参戦にも刺激を受けてモチベーションは高まっているようだ。

 表彰式後に「早く戻って6時すぎまで(練習したい)」と練習場に向かうことを明かした“練習の虫”は「トレーニングをしっかりして飛距離を伸ばし、100ヤード以内のショートゲームも磨きたい」と貪欲に語った。 

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