陵侑は4位、W杯5戦連続表彰台届かず…遠征長期化で疲労も忍耐のエース
2022年01月25日 05:30
ジャンプ
1回目はほぼ無風の中で最も遠くまで飛び、底力は示した。しかし、2回目は優勝したガイガーらが有利な向かい風を受けてヒルサイズを越えた一方、風が弱まったタイミングでの飛躍で伸びを欠いた。1回目よりもスタート位置が1段下がったとはいえ、3.5メートル手前に落ちた。
新型コロナウイルス感染拡大で、札幌市でのW杯開催が中止に追い込まれ、一度も帰国できず遠征が長期化し、心身に疲労が蓄積。忍耐の時を迎えた日本のエースは「僕らは(与えられた環境で)飛ぶことしかできないんで。しょうがない」と自らに言い聞かせるような口ぶりで悔しさをのみ込んだ。
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