ウィザーズが連敗を6で阻止 強敵76ersを敵地で撃破 八村は5試合ぶりの2ケタ得点

2022年02月03日 11:32

バスケット

ウィザーズが連敗を6で阻止 強敵76ersを敵地で撃破 八村は5試合ぶりの2ケタ得点
土壇場で貴重なシュートを決めたウィザーズのハレル(AP) Photo By AP
 NBAウィザーズは21日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで東地区全体2位の76ersと対戦。106―103(前半59―54)で勝利を収めて連敗を6でくい止め、今季の成績は24勝27敗となった。
 手首を痛めているブラドリー・ビール(28)は2試合連続で欠場。試合は後半までもつれたが、ウィザーズは第4Qの残り1分33秒、スペンサー・ディンウィディー(28)のレイアップで100―98と勝ち越すと、残り52・8秒にはモントレズ・ハレル(28)のフローター気味のシュートで102―98と4点のリードを奪って逃げ切った。

 カイル・クーズマ(26)がチーム最多の24得点。NBA8シーズン目のディンウィディーは14得点、12リバウンド、10アシストで通算362試合目の出場で自身初のトリプルダブルを達成した。ハレルも14得点をマーク。チームの3点シュート成功は22本中9本で、成功率は14試合ぶりに40%台(40・9%)を記録した。

 八村塁(23)は18―13で迎えた第1Qの7分42秒からコートに登場。第2Qの開始早々にはハレルのパスを受けて左サイドから3点シュートを成功させた。そして第4Qの1分27秒、ディフェンス・リバウンドをキープしたあと1人でフロンコートにボールを持ち込んで「コースト・トゥ・コースト」によるレイアップを成功。この日11得点目をマークし、5試合ぶりに2ケタ得点を記録した。

 結局、八村は19分の出場でフィールドゴール(FG)を6本中4本(うち3点シュートは1本成功)決めて11得点と2リバウンド、1アシストをマーク。今季12試合での平均得点は7・8で、FG成功率は45・6%(昨季47・8%)、3点シュートの成功率は36・0%(昨季32・8%)となっている。

 76ersの連勝は5で止まって31勝20敗。リーグ2位の29・1得点を挙げているセンターのジョエル・エンビード(27)は27得点、トバイアス・ハリス(29)は18得点、タイリース・マキシー(21)は22得点を稼いだものの、大詰めの競り合いを制することができず、このカードは今季1勝2敗となった。

 なおウィザーズは5日、今季41勝9敗でリーグ最高勝率をマークしているサンズとワシントンDCで対戦する。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(4分18秒=2得点)
(1)8分24秒・右サイドからニアングとの1対1。ペイント内にドライブして左手でフック=〇
 ▼第2Q(出場5分44秒=5得点)
(2)17秒・ニアングとの1対1。正面からステップバックでジャンプシュート=×(3)41秒・左サイドから3点シュート=〇(アシスト・ハレル)
(4)5分18秒・右サイドからグリーンとの1対1。インサイドにドライブして右手でレイアップ=〇
 ▼第3Q(出場3分35秒=2得点)
*11分20秒・フリースロー2本=〇〇
 ▼第4Q(出場5分27秒=2得点)
(5)1分27秒・ディフェンス・リバウンドをキープしてコースト・トゥ・コースト。左手でレイアップ=〇
(6)3分55秒・右サイドからドライブ。ニアングとの1対1からジャンプシュート=×

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