森井大輝、3回目ワクチンで「体はやっぱり重い」も貫禄V アルペン・ジャパンパラ

2022年02月03日 18:00

アルペンスキー

森井大輝、3回目ワクチンで「体はやっぱり重い」も貫禄V アルペン・ジャパンパラ
アルペンスキーのジャパンパラ大会に出場し、男子大回転座位第2戦で優勝した森井大輝 Photo By 共同
 アルペンスキーのジャパンパラ大会第3日は3日、長野県上田市の菅平高原パインビークスキー場で大回転第2戦が行われた。男子座位は、北京パラリンピック日本代表で、過去4大会で銀メダルを獲得している41歳の森井大輝(トヨタ自動車)が優勝。狩野亮(35=マルハン)が2位、鈴木猛史(33=KYB)は3位だった。

 森井は1月31日に新型コロナウイルスのワクチン3回目を接種。頭痛や発熱などの副反応が出た影響で1、2日のレースは棄権していた。この日も万全ではなく「体はやっぱり重い。まだ本調子ではない」というが、北京で6大会連続出場となる実力を見せつけた。

 4日で北京パラまで1カ月になる。今後は直前合宿などで調整し、本番へ向かう。経験豊富な41歳は「スピードに対して、体や技術的なところをならして調子を上げて北京に臨みたい」と見据えた。

 ◇森井 大輝(もりい・たいき) 1980年(昭55)7月9日生まれ、東京都あきる野市出身の41歳。都立あきる野学園養護学校卒、トヨタ自動車所属。4歳からスキーを始める。高校2年の時に交通事故で脊髄を損傷した。98年長野パラリンピックを病室で見ていたことをきっかけにチェアスキーをスタート。02年ソルトレイクシティから18年平昌までパラ5大会連続出場し、銀4、銅1を獲得した。

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