鍵山「あまり言うことはない」ワリエワのドーピング疑惑に言及 北京五輪フィギュアスケート男子

2022年02月10日 18:19

フィギュアスケート

鍵山「あまり言うことはない」ワリエワのドーピング疑惑に言及 北京五輪フィギュアスケート男子
<北京五輪・フィギュア>男子フリー、演技をする鍵山優真(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【北京五輪第7日 フィギュアスケート ( 2022年2月10日    首都体育館 )】 男子フリーが行われ、初出場の鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)が銀メダル、18年平昌(ピョンチャン)銀の宇野昌磨(トヨタ自動車)が銅メダルを獲得した。2人はリンクで行われたセレモニー後、金メダルのネイサン・チェン(米国)とともに記者会見に出席。女子金メダル候補でドーピング検査で陽性反応を示したことを報じられているカミラ・ワリエワ(ROC)についての質問が飛ぶ一幕があった。
 今回のドーピング疑惑についての所感を問われた鍵山は、「そのことについては何も言うことがないというか。(団体は)自分がやるべきことをやっただけなので、みなさん全力で試合に向かって、頑張っていたし、あまり言うことはない。すみません」と語るにとどめた。

 続いて質問に応じた宇野は「僕も選手なので選手としての見方をすると、みんな全力で試合に向かって一生懸命練習したと思う。全選手がドーピングのことは厳重に注意していると思うし、全員がたぶん気をつけていることだと思う」言及。情報が錯綜する中、同じ選手の立場で答えづらい空気感がただよう中、言葉を選びながら回答した。

 ROCの一員として団体に出場したワリエワは、ショートプログラム(SP)、フリーともに1位となり、金メダル獲得に大きく貢献。その後、8日に予定されていたメダル授与式が、今回の疑惑浮上で延期されたままになっている。

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