引退ホワイトの祝福に笑顔 平野歩夢3度目挑戦で金メダル 北京五輪スノーボードHP

2022年02月11日 12:07

スノーボード

引退ホワイトの祝福に笑顔 平野歩夢3度目挑戦で金メダル 北京五輪スノーボードHP
平野歩夢(ロイター)
 【北京冬季五輪第8日 スノーボード・ハーフパイプ男子決勝 ( 2022年2月11日    雲頂スノーパーク )】 予選1位の平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が、暫定2位で迎えた最終滑走の3回目に96・00点をマークし、大逆転劇で悲願の金メダルを獲得した。
 スケートボードでの東京五輪挑戦から半年、1回目から人類史上唯一公式戦で成功させている斜め軸に縦3回転に横回転を加えた超大技「トリプルコーク1440」に成功。2回目にはトリプルコークを含むルーティンを初めて滑り切るも91・75点止まり。3回目は同じルーティンで全てのトリックの高さと完成度を高め、96・00点をマークした。

 金メダルが決まった瞬間も派手なアクションは見せず、右手に持ったボードを掲げて控えめに喜びを表現した平野歩。表情もほとんど崩さなかったが、今大会で引退する五輪3度王者のショーン・ホワイト(35=米国)から祝福のハグを受けると、この時ばかりはゴーグル越しにも分かる笑みを浮かべた。

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