鍵山の中高の先生が証言 素顔は“普通の子” 氷上の鬼気迫る様子とは別人の愛され素顔

2022年02月11日 05:30

フィギュアスケート

鍵山の中高の先生が証言 素顔は“普通の子” 氷上の鬼気迫る様子とは別人の愛され素顔
六角橋中の卒業アルバムに写る鍵山 Photo By 提供写真
 【北京冬季五輪第7日・フィギュアスケート 男子フリー ( 2022年2月10日    首都体育館 )】 鍵山の素顔は“普通の子”だ。六角橋中の3年時に担任だった吉田幸史さん(30)は「学校ではおとなしい生徒」と語る。大会で優秀な成績を収めても、全校生徒の前での表彰を拒むほどの照れ屋という。
 吉田さんが覚えているのは、ファンからもらったスヌーピーの筆箱を大事に使い続けていたこと。「いいやつじゃん!と思いました(笑い)。友達に囲まれて、めちゃくちゃ愛されていた」と振り返る。さらに「お父さんの方針で学校を大事にしていた」。海外遠征から帰国した成田空港から、そのまま学校に行ったこともあった。

 通信制の星槎国際高横浜に週1度は登校するが「あれ、いたの?という感じ」とフィギュアスケート部・松下清喜監督(62)。その半面、練習では「“絶対に声を掛けないで”と言われました」と鬼気迫る様子という。ただ、生徒100人を横浜銀行アイスアリーナの練習に連れていった課外活動で、松下監督が「3回転を見せて」とお願いすると、いきなり4回転ジャンプを披露。会う人をとりこにしてしまう、純朴な愛されキャラだ。

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