内村航平の美学「体操を見ていると思わせない」「芸術作品でなければいけない」

2022年03月12日 20:04

体操

内村航平の美学「体操を見ていると思わせない」「芸術作品でなければいけない」
<内村航平KOHEI UCHIMURA THE FINAL>クロージングセレモニーを終えた内村は会場の拍手に応える (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【体操KOHEI UCHIMURA THE FINAL ( 2022年3月12日    東京体育館 )】 体操男子の個人総合で五輪連覇を達成するなどキングとして君臨した内村航平(ジョイカル)が、自身の名を冠した引退演技会に出場し、現役ラスト演技を披露した。
 
 演技後の会見で「内村が考える美しい演技とは」と問われると、「体操を見ていると思わせないこと」と独自の世界観を口にした。

 「僕が目指す美しさとはなんぞやと聞かれると、芸術作品でなければいけないと思っている。絵を見ているかのような。美しい川の流れを見ているかのような。何々のような、という表現をしてもらえると本物なのかな。技がすごいとか見せ方がすごいとかだと、まだまだかな」と説明していた。

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