セルティクスとマーベリクスが50勝目 東地区の上位シード争いは大激戦

2022年04月07日 15:06

バスケット

セルティクスとマーベリクスが50勝目 東地区の上位シード争いは大激戦
ブルズのホワイトをかわしてシュートに持ち込むセルティクスのブラウン(AP) Photo By AP
 NBAは6日、各地で5試合を行い、東地区全体2位のセルティクスは敵地シカゴ(イリノイ州)で6位のブルズを117―94(前半67―51)で下して3連勝で50勝30敗。ジェイレン・ブラウン(25)がチーム最多の25得点をマークし、一度もリードを許すことなく快勝した。
 セルティクスは1月23日にウィザーズに勝って勝率を5割にしたあと、33戦で27勝を挙げて4シーズンぶりに50勝に到達。残り2試合となった段階で、3位バックス、4位76ers(ともに49勝30敗)には0・5ゲーム差をつけた。

 ただし7日には敵地ミルウォーキー(ウィスコンシン州)でバックスとの直接対決が待っており、セルティクスにとっては上位シード権確保のための“大一番”となりそうだ。なお東地区全体首位で、現在5連勝中のヒートは52勝28敗。第1シード確保へのマジックは残り2試合で「1」となっている。

 西地区全体4位のマーベリクスも敵地デトロイト(ミシガン州)でピストンズに131―113(前半65―58)で勝ってここ6戦で5勝目。7シーズンぶりに50勝(30敗)をマークした。

 NBAのレギュラーシーズンは10日まで。東地区では6位までに与えられる無条件シードのチームがすべて決まっているが、西地区では6位ナゲッツと7位ティンバーウルブスが最後の枠を争っている。

 得点部門では76ersのジョエル・エンビード(28)が30・42で1位だが、2位レブロン・ジェームズ(37=レイカーズ)とは0・15差、3位のヤニス・アデトクンボ(27=バックス)とは0・53差。大詰めを迎えて得点王争いではデッドヒートが繰り広げられている。

 両地区7~10位チームによるプレーイン・トーナメントは12日から15日までの間に実施。7位と8位、9位と10位が対戦し、前者の勝った方が第7シード、前者の敗者と後者の勝者が2試合目を行って勝った方が第8シードとして16日にスタートするプレーオフに駒を進める。

 <東地区全体順位>
(1)★ヒート(52勝28敗)
(2)★セルティクス(50勝30敗)
(3)★バックス(49勝30敗)
(4)★76ers(49勝30敗)
(5)★ラプターズ(46勝33敗)
(6)★ブルズ(45勝35敗)
(7)☆キャバリアーズ(43勝37敗)
(8)☆ネッツ(42勝38敗)
(9)☆ホークス(42勝38敗)
(10)☆ホーネッツ(40勝39敗)
(11)ウィザーズ(35勝45敗)
(12)ニックス(35勝45敗)
(13)ペイサーズ(25勝55敗)
(14)ピストンズ(23勝57敗)
(15)マジック(21勝59敗)

 <西地区全体順位>
(1)★サンズ(63勝17敗)
(2)★グリズリーズ(55勝24敗)
(3)★ウォリアーズ(50勝29敗)
(4)★マーベリクス(50勝30敗)
(5)★ジャズ(48勝32敗)
(6)ナゲッツ(47勝23敗)
(7)ティンバーウルブス(45勝35敗)
(8)☆クリッパーズ(40勝40敗)
(9)☆ペリカンズ(35勝44敗)
(10)☆スパーズ(34勝45敗)
(11)レイカーズ(31勝48敗)
(12)キングス(29勝51敗)
(13)トレイルブレイザーズ(27勝52敗)
(14)サンダー(24勝56敗)
(15)ロケッツ(20勝60敗)

 *レギュラーシーズンは82試合。★は無条件プレーオフ進出(地区6位以内)が確定。☆はプレーイン・トーナメント出場が決まったチーム

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