西矢椛「この大きなレールで技をやりたい」 地元の練習拠点に上級者向けエリア完成

2022年04月11日 20:35

スケートボード

西矢椛「この大きなレールで技をやりたい」 地元の練習拠点に上級者向けエリア完成
「スポーツパークまつばら」の新エリアで撮影に応じる西矢 Photo By スポニチ
 東京五輪で日本史上最年少金メダリストとなったスケートボードの西矢椛(14=ムラサキスポーツ)が11日、大阪・松原市の「スポーツパークまつばら」の新エリア完成記念式典に出席した。
 地元の練習拠点としてきたスケートーパークに全天候型で上級者向けの施設ができ「うれしいです。つくってくれてありがとうございます」と笑顔。「前までは小さいレールでやっていた技を、この大きなレールでやりたい」と声を弾ませた。

 西矢にとって、新エリアは念願の場所だ。「“(東京五輪後に)雨が降っても滑ることができる、上級者向けの場所をつくってほしい”とお願いされていた」と明かしたのは同市の沢井宏文市長。これまでの屋根のないエリアは利用者が急増していたこともあっただけに「何とか要望に応えたいと。ようやくこの日を迎えられた」と語り「スケートボードの街・松原として子どもたちをバックアップしていきたい」と続けた。

 式典を終えた後、さっそく新エリアについて担当者らと話し合った西矢。今後に向けては「コンテストでも大会でも、両方で活躍したい。今はパリ五輪のことは考えていなくて、楽しく滑っていきたい」と語った。順調にいけば、7月以降は世界大会を転戦する見通しとなっている。

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