スケートボード日本OP 女子は14歳の草木が8位から大逆転V 日本選手権に続き制覇

2022年04月11日 05:30

スケートボード

スケートボード日本OP 女子は14歳の草木が8位から大逆転V 日本選手権に続き制覇
スケボーの日本オープンパーク女子を制した草木ひなの Photo By スポニチ
 スケートボード日本オープン最終日は神奈川県藤沢市・鵠沼海浜公園スケートパークでパーク男女決勝が行われ、男子は永原悠路(16)が昨年の日本選手権覇者の笹岡建介(23=MKグループ)を抑えて優勝した。女子は14歳の草木ひなのが日本選手権に続き制覇。昨夏の東京五輪銀メダルの開心那(13=WHYDAH GROUP)は3位だった。
 草木は決勝2回目を終えて8人中8位から、3回目にバックサイド540(1回転半)などを決めて大逆転優勝。競技を始めたころから指導を受けてきた恩師を2月に亡くしたことを明かし「格好いいスケーターになるので、空から見ていてほしい」と涙を拭った。日本選手権V後は目標を失ったが、再び気持ちに火が付いた様子。9月のアジア大会(中国・杭州)代表入りが濃厚で、「今年の目標は攻めまくること」と話した。

 ≪男子は永原が初優勝≫予選、準決勝と1位突破した永原が、最終滑走者として迎えた決勝最後の3回目に74・63点を出して逆転。国内主要大会で初優勝を果たし「最後は自分らしく全てを出しきろうと思った」と笑った。一時は東京五輪代表争いにも加わったが、昨年6月に右大腿骨を骨折し、患部には今もボルトが入ったまま。高校進学せずにスケボーに専念する16歳は「もっと滑りをデカくしたい。ここで満足せずに世界で戦えるように頑張る」と話した。

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