世界水泳 初出場の花車が男子200平で銀 平井門下生のダークホースは「自分の強み出せた」

2022年06月24日 05:54

競泳

世界水泳 初出場の花車が男子200平で銀 平井門下生のダークホースは「自分の強み出せた」
<世界水泳第6日>男子200メートル平泳ぎ決勝、力泳する花車優(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【水泳 世界選手権第6日 ( 2022年6月23日    ハンガリー・ブダペスト )】 男子200メートル平泳ぎ決勝で、初出場の花車優(22=キッコーマン)が2分8秒38で銀メダルを獲得した。100メートルのターンは8人中7番手。持ち味の後半に強さを発揮し「ベスト(2分7秒99)には及ばなかったたが、メダルを取れてほっとしている」と笑顔を見せた。
 丸亀高から東洋大に進学し、平泳ぎ五輪2大会連続2冠の北島康介氏を育てた平井伯昌コーチに師事した。大学1年時に出場したユース五輪の200メートル平泳ぎでは金メダルを獲得するなど頭角を現したが、20年に腰痛を発症。3カ月以上も満足に練習が積めなかったが、骨盤周りの強化などに地道に取り組み、進化につなげた。

 日本の男子200メートル平泳ぎは日本記録保持者の佐藤翔馬(21=東京SC)、渡辺一平(25=トヨタ自動車)が2分6秒台の自己ベストを持つ。花車の自己ベストはこの日のレースで4位に入った武良竜也(25=ミキハウス)の2分7秒58よりも遅い。ダークホース的な立場から表彰台に上がり「粘り強くメダルを取れた。自分の強みを出せた」と胸を張った。

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