30年冬季五輪招致、札幌に追い風? ライバル・ソルトレークシティー34年大会優先か

2022年06月24日 12:15

五輪

 札幌が招致を目指している30年冬季五輪について、関心を持っていた米国のソルトレークシティーが34年大会を優先する見通しが高くなった。AP通信が23日に、米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)のスザンヌ・ライオンズ会長の話として報じている。
 28年夏季五輪が米ロサンゼルス開催で、時期が近いことが理由。同会長は「どちらが好ましいかと言えば34年にやる方がいい。34年の招致において、ソルトレークは素晴らしいポジションになるだろう」と34年の勝算を語る一方で「まだ30年で声がかかるかもしれない」とも話した。

 30年冬季五輪は札幌のほか、カナダ・バンクーバー、スペインのカタルーニャ・アラゴンも興味を示しているが、5月にカタルーニャとアラゴンの州政府は共催計画で合意に至らなかったことを発表。国際オリンピック委員会(IOC)に代替のプランを提示するため、スペイン政府と協議を続けるとしていた。

 IOCは、事実上の開催地内定となる最優先候補地の選定を年内に実施する方針を示している。

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