「2走・サニブラウン」男子400リレーのエース区間任せた 世界陸上で新布陣
2022年07月03日 05:10
陸上
2走はバトンパス区間を合わせ最大130メートル走ることが可能。最高速度を生かせるストレート区間で、巧みなバトンワークも求められる。直近の東京五輪では、日本記録9秒95を出した山縣が担当。サニブラウンはその記録に次ぐ9秒97の日本歴代2位のタイムを持ち、6月の日本選手権も制す勝負強さもある。土江氏は「一番、彼を生かす走順」と語った。前日のミーティングでは米国拠点のサニブラウンもオンライン参加。順位や数値目標、戦略を共有した。
日本のお家芸は、新たな布陣を見定める過渡期にある。右膝を手術した山縣、今季休養を発表した桐生、左太腿裏を痛めた多田ら常連組が今大会は不在。土江氏は「リレー侍といういつもの選手たちがいるが、彼らも休養が必要」と語る。
来夏の世界選手権(ハンガリー)はパリ五輪の予行演習と位置づけ、今大会はエースのサニブラウン、小池、初出場4人の計6人で構成する“若侍”の腕試し。土江氏も「いつものお兄さんが出ないから、若い選手が経験できるチャンス」とハッパをかける。バトンミスで終わった東京五輪からの面目躍如となる3大会連続メダルは至上命令。日本の浮沈は、2走・サニブラウンに懸かっている。
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