新十両・金峰山「カザフスタンで初めてというのが一番大事」同国出身初の関取誕生に感慨
2022年07月27日 14:57
相撲
日大で全日本選手権準優勝など数々の実績を残して三段目付け出しで昨年九州場所デビュー。所要わずか5場所でまだ髷も結えていない。1メートル91、165キロの堂々たる体格で突き押しでも四つでも取れる。師匠の木瀬親方(元幕内・肥後ノ海)は「何でもできるからどういう力士になるかイメージが湧かない」としながらも、「15日間取れる心のスタミナをつければ2、3場所で(幕内に)上がっていく」と素質の高さを評価した。
日本で相撲を始めてからまだ6年。相撲の魅力は「番付が上でも下でも勝てる時があれば負ける時は負ける。それがおもしろいところ」だという。今後は「親方の言うことを聞いて体を大事にして自分の相撲を取りたい」と抱負を語った。
◇金峰山 晴樹(きんぼうざん・はるき)本名=バルタグル・イェルシン。1997年6月24日生まれ、カザフスタン出身の25歳。元横綱・朝青龍の紹介によって18歳で来日し、日出高(現・目黒日大高)に転入。日大で相撲を始め、3年時に全国学生体重別大会135キロ以上級準優勝、全日本選手権準優勝。4年時に全国学生体重別大会135キロ以上級優勝、東日本学生選手権優勝、全国学生選手権3位。21年九州場所、三段目100枚目格付け出しで初土俵。22年春場所で幕下優勝。1メートル91、165キロ。
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