ナガマツ 女子複4大会連続メダル、日本勢初快挙 攻め貫き過去2勝7敗の難敵撃破
2022年08月27日 05:30
バドミントン
「自分たちから先に攻めていける展開をつくれたのが良かった」と松本。過去の対戦ではサーブから4球目までに崩されるパターンが多く、「4球目までの中で自分たちが先に仕掛けていけるように、しっかり集中した」(永原)という。
風も味方につけた。この日は前日までの第1コートではなく、第2コート。「体に感じるくらいの風」を感じたそうで、第2ゲーム序盤は戸惑いもあったが、中盤以降は風を利用。永原は「レシーブで強く打ってもアウトにならない。思い切り振っていこう、相手にぶつけるイメージで打ち始めてから気持ちも前に出るようになった」と胸を張った。
世界選手権は18年に初出場初優勝を飾った思い入れの強い大会。この日の勝利で日本勢では史上初となる4大会連続(20年は中止)のメダル獲得も確定。メダル数も3個で並んでいた桃田賢斗(NTT東日本)らを上回り日本勢最多となった。松本は「自分たちの一番良いパフォーマンスが出せる状態で臨んでいる」と好成績の要因を説明、「継続していくことが大事」と強調した。27日の準決勝は世界ランク1位の中国ペアとの激突。永原は「対戦が楽しみ。自分たちのプレーをぶつけたい」と気合を入れた。
《シダマツまた届かず》女子ダブルス世界ランク5位の志田千陽、松山奈未組は同4位の韓国ペアに0―2のストレート負け。3月の全英オープンで優勝するなど、24年パリ五輪での活躍が期待される新世代ペアだが、前回に続き、4強を逃した。「自分たちの弱いところがたくさん出てしまった」と志田。松山は「点数が欲しいところで取れなかったことが敗因。いつもとは違う緊張があった」と唇をかんだ。
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