羽生結弦さん「24時間テレビ」でプロ転向後テレビ初演技 完璧“ロンカプ”そしてサプライズ
2022年08月27日 21:10
フィギュアスケート
羽生さんが舞ったのは競技者としてのラストシーズンだった21─22年のショートプログラム「序奏とロンド・カプリチオーソ」。北京五輪では冒頭の4回転サルコーに失敗し、「ある意味、心の傷になっている。だからこそ、あらためて挑戦したいと思った」と言う。
「自分たちの過去がありつつ、それが原動力となって前に突き進む、自分が夢をつかみとるという物語。被災された方々にとっては、復興への道じゃないですけれども、記憶たちとともに前に進んでいくんだみたいなことが届けられると、自分の滑った意味があるかなと思います」
冒頭に4回転サルコーを鮮やかに決めると、トーループの4─3回転、トリプルアクセルも決めた。北京では成しえなかった完璧な演技を披露。「初めてちゃんとこのプログラムが、自分の中での完成形として滑り切れたなっていうふうな思いがあります。すごく怖くてなかなか踏み出せずにいたプログラムの1つですけど、やっとこれを乗り越えて、また前に進めるなって僕自身が思えたので、みなさんの中でほんの1秒でもいいので、前に進むきっかけになってたらいいなと思います」と振り返った。
そして、この後にサプライズも用意。三浦さんが勇気をもらったという18年平昌五輪を制したフリー「SEIMEI」のステップからフィニッシュまでを演じた。「僕にとっての代表作でもあるし、みなさんにとっても、思い出とともにきっとあるプログラムだなと思うので。ちょっとでも一瞬でも、いい思い出になったらなと思って」と言う羽生さんに、三浦さんは「一生、忘れません」と感激の面持ちだった。
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