川副が3連勝で勝ち越し王手も「勝ち越しを目指しているわけではない」見据える先は全勝V

2022年11月17日 15:26

相撲

川副が3連勝で勝ち越し王手も「勝ち越しを目指しているわけではない」見据える先は全勝V
<大相撲九州場所5日目>栃清龍(右)を寄り切りで破った川副(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所5日目 ( 2022年11月17日    福岡国際センター )】 昨年の学生横綱でデビュー2場所目の幕下・川副(23=宮城野部屋)が栃清龍(27=春日野部屋)を寄り切って3連勝とした。
 右が差せず、相手のいなしに少しバランスを崩しかける場面もあったが、両前ミツを引くとすぐに出し投げで崩して回り込んで寄り切った。「ちょっと慌ててしまったというのはあったけど、相手がよく見えていた」と冷静に対応。右前ミツを引いた瞬間「“ここだ”っていう感じで勝負を決めにいきました」と一瞬の勝機を逃さなかった。「場所前の稽古ができていたので、足が動いたかなと思います」。師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)指導の下、充実した稽古を積み重ねており、それが自信となって相撲に生きた。

 3連勝で勝ち越し王手となった今の心境は「勝ち越しを目指しているわけではないので、本当に優勝を目指しているので、そこで満足しないようにしたい」と力強く言い切った。目指すのは「あと1勝」ではなく「あと4勝」。全勝して所要2場所での十両昇進を目指していく。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2022年11月17日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム