“背水の陣”の丸山城志郎「特に思うことはない」阿部一欠場にも淡々 3日開幕・柔道GS東京大会

2022年12月02日 11:50

柔道

“背水の陣”の丸山城志郎「特に思うことはない」阿部一欠場にも淡々 3日開幕・柔道GS東京大会
丸山城志郎 Photo By スポニチ
 柔道のグランドスラム(GS)東京大会(3、4日、東京体育館)に出場する男子66キロ級の丸山城志郎(ミキハウス)が2日、大会開幕を前に東京都内で取材に応じ、“背水の陣”となる今大会に向けて「悪くない仕上がり。自分の力を100%出すだけ。何としても今回は勝つ」と覚悟を示した。
 丸山は今年10月の世界選手権で3連覇を狙ったが、決勝で東京五輪金メダルの阿部一二三(パーク24)に敗戦。対阿部一3連敗となり、24年パリ五輪代表争いでもライバルに遅れを取っている。当初は今大会でも直接対決が見込まれたが、阿部一は2カ月しかない試合間隔を嫌って回避。丸山にとってはライバル不在の状況で、来年5月の世界選手権(ドーハ)代表入りへ、優勝が絶対条件となっている。

 2カ月前の敗戦について、「なんで負けたのか、本当に分からない。ただ単に、僕が弱かったからだと思う」と振り返った丸山。世界選手権後は気持ちの浮き沈みが激しかったというが、気持ちを奮い立たせて心身の準備を整えた。不在の阿部一については「特に思うことはない。最初からそう(欠場)だろうと思っていた」と想定内を強調。何としてでも優勝し、阿部一の独走に待ったを掛ける。

おすすめテーマ

2022年12月02日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム