室伏広治スポーツ庁長官がゴルフ場利用税、国家公務員禁止行為の見直し訴える「五輪の精神に反している」

2022年12月16日 17:04

スポーツ

室伏広治スポーツ庁長官がゴルフ場利用税、国家公務員禁止行為の見直し訴える「五輪の精神に反している」
スポーツ庁の室伏広治長官 Photo By スポニチ
 日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームと04年アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストでスポーツ庁長官の室伏広治氏(48)の座談会と慰労会が都内で行われ、男子ゴルフの中島啓太(22)、蝉川泰果(21)、女子ゴルフの馬場咲希(17)ら次代のゴルフ界を担う若き選手たちが参加した。
 座談会後、取材に応じた室伏スポーツ庁長官は、自ら国家公務員規定の禁止行為に「利害関係者とのゴルフ」が含まれる現状や「ゴルフ場利用税」について言及。「スポーツにもかかわらず唯一、今だにこういう状況になっていることを五輪の精神、スポーツの精神に反していると思う。強くこの場で言いたい。こういったことが取り払われるように。これがゴルフへのアクセスを加速させることにな」と強い口調で訴えた。

 16年リオ五輪以降、五輪種目ともなったゴルフは「健康増進を含め、ゴルフをすることで人も育てる。大変重要なスポーツだと思っている」と強調。今後、見直し、撤廃を求め関係各所に働きかけていく方針という。

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