バスケ・シャンソン　退団選手が訴え「発表について一部事実と異なる部分」　リーグには録音提出

2023年04月20日 12:22

バスケット

バスケ・シャンソン　退団選手が訴え「発表について一部事実と異なる部分」　リーグには録音提出 — 藤岡麻菜美 Photo By スポニチ

　バスケットボール女子Wリーグ・シャンソン化粧品を今年2月に退団した元日本代表の藤岡麻菜美（29）が20日、自身のツイッターを更新。選手の大量退団をめぐって、シャンソン化粧品側の発表に「一部事実と異なる部分がある」と訴えた。

　「今回報道されていますシャンソン化粧品の記事に関しまして、日頃から応援してくださっているファンの皆様、関係者の皆様をはじめ、たくさんの方々にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。退団した選手としては、今日現在まで、この件に関して発信せずに参りました。しかし、2月22日、4月11日のシャンソン化粧品の発表について、一部事実と異なる部分があり、また、記載されていない事実関係もあると認識しており、今回発信させて頂きました」とした。

　「現在Wリーグの方で調査が進んでおります。録音なども提出させていただいておりますので、私たちと致しましても調査の結果を待ちたいと考えております。また、この件について、スポーツ法務に詳しい弁護士にお話をしておりますが、たくさんの方のご声援とサポートのお陰で、退団した選手は皆、少しずつ前を向いて進んでおります。改めまして、日頃から応援して下さるファンの皆様、感謝しております。私たちも勇気と感動を届けていけるようこれからも精進して参ります。今後とも宜しくお願い致します。退団者一同代表藤岡麻菜美」と結んだ。

　シャンソン化粧品は今年2月22日、李玉慈(リ・オクジャ)監督と藤岡麻菜美、大沼美琴ら7選手の退団を発表。チームによると、選手の退団は「方向性の違い」によるもので、監督は混乱を招いた責任を取って辞任した。Wリーグは、選手としての継続的な活動ができるようサポートしていくとしていた。