杭州アジア大会5位の柔道ウルフ「全てを懸けてやっていく」パリ五輪最終選考会へ悲壮決意

2023年09月28日 19:42

柔道

杭州アジア大会5位の柔道ウルフ「全てを懸けてやっていく」パリ五輪最終選考会へ悲壮決意
アジア大会から帰国したウルフ・アロン Photo By スポニチ
 杭州アジア大会(中国)の柔道日本代表が28日、成田空港に帰国。男子100キロ級で5位に終わった東京五輪金メダリストのウルフ・アロン(パーク24)は「ここで(心が)折れるわけにはいかない。全てを懸けてやっていくだけ」と話した。
 ウルフは準々決勝でカザフスタン選手に組み手を嫌われてまともに組めなかったものの、消極姿勢を見なされ3つの指導を受け反則負け。3位決定戦では技ありを奪われ敗れた。今大会は全階級を通じて審判の拙さや不可解判定が指摘されているが、「他人(審判)に下駄を預けた時点でダメ」と自戒した。

 男子100キロ級は五輪王者のウルフの不調や他の選手の伸び悩みもあり、66キロ級など計5階級でパリ五輪代表が決まる中、代表争いは混とんとしている。残る選考会は12月のグランドスラム東京大会のみ。「僕が出られる最後の五輪になると思う」というウルフも、残り2カ月半に全てをささげて臨む構えだ。

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