アメフト関大 15年ぶりの学生日本一へ「須田主将」が導く 昨年のミルズ杯QB

2024年03月07日 18:23

アメフト

アメフト関大 15年ぶりの学生日本一へ「須田主将」が導く 昨年のミルズ杯QB
今季の関大アメフト部主将を務めるQB須田(右)は前主将の横山と固い握手 Photo By スポニチ
 昨年の関西学生アメリカンフットボールリーグ1部で優勝した関大の主将に、エースQB須田啓太(4年)が就任することになった。須田は「関西大学体育振興大島鎌吉スポーツ文化賞」を受賞し、7日に大阪府吹田市のキャンパスで行われた授与式に出席。最終学年となる2024年シーズンに臨む意気込みを口にした。
 「(新4年生の)みんなが(主将に)選んでくれたのが僕やったんで、そう思ってくれてるなら、腹をくくってやるしかない、と。今までも周囲に感謝してプレーしてきましたけど、主将になって改めて、いろんな人に支えてもらっているなというのはメチャクチャ感じている。今年、創部90周年の節目の年ですし、主将ということで、今年こそは日本一、ですね」

 一昨年のリーグ戦は立命大を撃破して2位。昨年は最終節で圧巻のパスオフェンスを見せ「関学超え」を果たしながら、6勝1敗で3校並んだ抽選で敗れ、甲子園ボウル出場の夢を断たれた。それでも、抜群のパフォーマンスでミルズ杯(年間最優秀選手)を獲得。大学生活の残る勲章は、チームとして勝ち取る「学生日本一」しかない。

 新チームとして2月8日に動き始めて1カ月。須田の目指す「主将像」は少しずつ形を結んでいる。

 「自分の中では、ボスじゃなく、リーダーでいたい。チームとして進む方向は自分が示しますけど、それをちゃんと先頭でやらなあかんな、と感じています。しんどいこと、面倒くさいこと、一杯あると思うんですけど、そういうのを率先してやれればいい」

 2009年度以来、15年ぶりとなる聖地へ。強い決意を胸に秘め、須田が集大成の一年に踏み出す。
 

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