鈴木愛 2週連続V 小祝とのPO制して史上9人目の20代20勝 5月に30歳「まだまだやれるぜ」
2024年03月18日 04:55
ゴルフ
プレーオフ2ホール目はグリーン手前バンカーに入れ、パーパットも3メートル残したが、ねじ込んだ。重圧のかかった小祝は2メートルを外して決着。竹田含め、2週連続で最終日最終組を回った3人だったが、終わってみれば鈴木の強さが際立った。
17、19年の賞金女王も昨季までの4年間は2勝とペースダウンした。「若い子たちにガンガン押されているので、ちょっと待ったをかけたい。まだまだやれるぜ、今年の鈴木愛は違うというのを見せつけたかった」。嫌いだったトレーニングをオフから積極的に取り入れたことで、体の強さに加え、心の余裕、技の向上を得た。
10番でボギースタートしても「体が強くなったことで焦らずできた。いつか自分にチャンスが来る」と慌てることはない。体の柔軟性が上がったことで「再現性が良くなった」とスイングも安定。16、17番の連続バーディーにつながった。今週は大会前にラウンドをしたのはプロアマ戦の1日のみで試合前日も休養。「最終日は天気が悪いと分かっていたので体力を温存した」。経験に裏打ちされた計算ずくの勝利だった。
20代での20勝到達は9人目。その中には樋口久子、不動裕理、横峯さくらら名手が名を連ねるとあって「自分もそこに入れて光栄」と喜んだ。目標は永久シードの30勝だが、まずは次戦アクサ・レディース(宮崎)でツアー初となる2度目の3週連続優勝が懸かる。「大きな声じゃ言えないけど、実は苦手なコース」。そう話す笑顔からは自信があふれていた。
おすすめテーマ
2024年03月18日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
“荒れる春場所”またも4大関安泰ならず 豊昇龍が肩透かし食らい3敗後退 新入幕・尊富士は無傷9連勝
-
荒れる春場所の主役、新入幕の尊富士が9連勝 三役初挑戦で小結の阿炎を一気に押し出す
-
再十両・若隆景が7場所ぶりに関取で勝ち越しも安心せず「まだ残りもたくさんあるので」1敗で首位タイに
-
照強が現役引退を発表 阪神大震災発生の日に震源に近い淡路島に誕生 19年名古屋場所では12勝し敢闘賞
-
4年ぶりの「新序二番出世披露」日大出身・白川改め大皇翔、飛龍高出身・白坂改め白竜ら19人
-
池江璃花子 新拠点・豪での愛称は“リッキー”「リカコを省略。呼びやすい」
-
瀬戸大也が全体1位で決勝進出 練習環境転々も「やってきたことは間違いない」
-
なぜ?筋トレすると筋肉がプルプル、ぴくぴく震える理由
-
ファスティング(断食)後の回復食、3日間のメニュー例!回復期に食べていいもの、食べてはいけないもの
-
【全国高校相撲選抜大会】団体戦は鳥取城北が5年ぶりの優勝!決勝で昨年高校総体Vの埼玉栄を撃破
-
松山英樹 「抜群な感じではなかったけど…」67と伸ばして6位“第5のメジャー”
-
松山英樹は67と伸ばして6位、世界ランク1位のシェフラーが大会初の連覇達成
-
【リーグワン】三重が待望の今季初勝利 クローリーHC「うれしいのひと言」
-
【バレー・セリエA】高橋藍 サービスエース5本、15得点も空砲「勝たなければ」モンツァ初黒星
-
鈴木愛 2週連続V 小祝とのPO制して史上9人目の20代20勝 5月に30歳「まだまだやれるぜ」
-
小祝「悔しさしかない」 2週連続2位…PO3戦全敗
-
池江璃花子 18日五輪決める!4年前の自分に伝えたい「パリ決めたよって」 準決勝で全体1位通過
-
女子100Mバタ・17歳の平井 憧れ池江に続く2位!パリ五輪へ「ともに行けるように」
-
貴景勝が2敗死守 首痛も気迫の頭で激突で王鵬を圧倒 カド番脱出へ集中切らさず
-
新大関・琴ノ若 2敗対決制した!難敵の若元春討ち 「しっかり攻めたのでよかった」
-
【二所ノ関親方 真眼】尊富士 持ち前の速攻相撲生きる緻密な攻め
-
BL東京9勝目 4連続トライ爆発!相模原に快勝