「バナナ」で寒暖差の体調不良を撃退!寒暖差疲労にバナナを推す理由

2024年04月26日 09:00

「バナナ」で寒暖差の体調不良を撃退!寒暖差疲労にバナナを推す理由
寒暖差が激しいと体調不良になる人へ。オススメの果物があります。それはバナナ。バナナは寒暖差疲労対策に適した食べ物だと言い…

寒暖差が激しいと体調不良になる人へ。オススメの果物があります。それはバナナ。バナナは寒暖差疲労対策に適した食べ物だと言いますが、なぜでしょうか。

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春の体調不良「春バテ」を整える食べ物とは

昼間は暖かいのに、夜は寒い。春は1年でもっとも寒暖差が激しく、自律神経が乱れやすいシーズンです。

春の時期に起こる心身の不調を「春バテ」と呼び、解消するには、自律神経の乱れをととのえる必要があります。

春バテの症状

  • だるさや疲労
  • 頭痛
  • 肩こり
  • めまい
  • 情緒不安定 など

【春バテ】症状チェックリスト│原因と対策は?

そんな春バテにおすすめの食材が、冒頭でお伝えした「バナナ」なのです。

管理栄養士もおすすめ! 自律神経の乱れには「バナナ」

管理栄養士の渥美まゆ美さんによると、バナナには自律神経を整える「セロトニン」を作るための栄養素が多く含まれているそう。

「自律神経の乱れからくる春バテ解消のためにおすすめなのが、バナナ。自律神経をととのえる助けとなる“セロトニン”を作る、体内で作ることができない必須アミノ酸のひとつ“トリプトファン”と“ビタミンB6”、“炭水化物”の3つがバランスよく含まれています」(渥美さん)

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トレーニングやダイエットユーザーには、バナナをよく食べる人も多いでしょう。安くてどこでも手に入る一方、すぐに黒くなってしまう。

そんな悩みに、渥美さんは冷凍保存をおすすめしています。

「バナナは腐りやすいため、冷凍してストックしておくといつでもちょい足しできます。バナナを冷凍保存しておくことで、栄養を冷凍貯金しましょう」(渥美さん)

【バナナの栄養や効果】毎日食べると太る?カロリーや糖質は?[管理栄養士監修]

バナナの冷凍保存方法

傷みやすいと言われるバナナですが、冷凍保存しておけばすぐ使えます。

つぶして冷凍する

  1. バナナの半分をラップにはさみ、手のひらで押しつぶし、そのままラップで包む
  2. フリーザーバッグに入れ、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存する

カットして冷凍する

  1. 使いやすい大きさに切り、使いやすい分量ずつラップで包み、フリーザーバッグに入れる
  2. なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存する

冷凍バナナのおいしい使い方

半解凍でそのまま食べたり、スムージーやデザート・お菓子作りに利用します。

ただし解凍しすぎると褐変や水分が出てしまいます。とくにカットして冷凍したものは。室温に数分出す程度で大丈夫です。

なお、つぶして冷凍したものは、あまりかたくないので、室温で放置せずすぐに利用できます。デザート・菓子作りに利用する場合は、とけ過ぎに注意して、つぶせる柔らかさまで室温においてから利用します。

「冷凍すると味が落ちる」は勘違い!冷凍博士に聞いた【誤解しがちな冷凍保存テクニック】

回答者プロフィール

管理栄養士・フードコーディネーター
渥美まゆ美(あつみ・まゆみ)

メニュー開発、商品開発、出版、メディア出演、イベント出演、食プロデュースや様々な企業の健康セミナーなど、「美味しい食事を楽しみながら元気でいること」をモットーに活動中。 『世界一ラクチンな栄養ごはん』 (西東社)など、出版実績も多数。

<Edit:編集部>

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