蛭田みな美が63 木戸の大会コース記録を1時間半後に更新

2024年04月26日 16:28

ゴルフ

蛭田みな美が63 木戸の大会コース記録を1時間半後に更新
<パナソニックレディース初日>9アンダーでホールアウトし笑顔の蛭田(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー パナソニック・オープン第1日 ( 2024年4月26日    千葉県 浜野GC=6535ヤード、パー72 )】 第1ラウンドが行われ、蛭田みな美(26=ユアサ商事)が1イーグル、7バーディーの63をマーク。トーナメントコースレコードを更新し、単独首位でホールアウトした。その前に木戸愛が64を出して、トーナメントコースレコードを更新していたが、およそ1時間半後にさらに更新した。
 蛭田のこれまでの自己ベストは7アンダー。それを2打更新したうえに大会コースの記録も塗り替えた。「トーナメントレコードは分からなかったですけど、(ボードを見て)木戸さんが伸ばしていたので、ついて行きたいなとは思っていた」。

 アウトから出て、8番でバーディーを奪うと、9番パー5は残り207ヤードからの2打目を7Wで2メートルにつけてイーグル。10番からは3連続バーディーと中盤に一気にスコアを伸ばした。「下からのラインに(ショットが)多くついてくれた。それが入ってくれた」と4、5メートルのパットを沈めたことでバーディー量産につながった。

 ここ2試合は予選落ち。原因は1Wショットの不調だった。以前からヘッドのフェース部分に4センチくらいの傷がついていたのには気づいていたが、「優勝した時に使っていたので、情があってなかなか替えられなかった」。それでも、同じモデルのスペアを用意してもらって試すと、初速などの数値に差が出たため、今週からクラブのヘッドを交換した。「安定性が出てばらつきもなくなった。今日は飛んでくれました」。効果はてきめんだった。愛着あるヘッドに別れを告げ、新たな出合いのあった今週。優勝というハッピーエンドは訪れるか。
 

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