朝乃山 右膝の次は左膝負傷で夏場所5日目から休場へ このまま秋場所全休なら幕下転落も…
2024年07月18日 05:00
相撲
![朝乃山 右膝の次は左膝負傷で夏場所5日目から休場へ このまま秋場所全休なら幕下転落も…](/sports/news/2024/07/18/jpeg/20240717s10005000459000p_view.webp)
右手、左手もついて荒い息を繰り返す。自力で土俵を下りられないため警備の親方衆の肩を借り、車椅子で花道を下がった。報道陣からの問いかけに「大丈夫です」と硬い表情で語った後、名古屋市内の病院へ運ばれた。
西前頭筆頭の春場所で9勝し、東小結の夏場所は21年秋場所以来の三役に返り咲いた。ところが直前の4月25日、千葉・木更津巡業で右膝内側側副じん帯を損傷して全休。2年8カ月ぶりの晴れ舞台は踏めなかったが、三役復帰を期す今場所は前日まで3連勝。その取組後、右膝について「今のところはしっかり踏み込めています」と力強かっただけに失意のほどはいかばかりか。
今度は逆の左膝。会場内の診療所で症状を聞いた師匠の高砂親方(元関脇・朝赤龍)は、5日目の出場について「難しいと思う。まだ歩けない」と見通しを示し、今後について「しっかり治すこと。とにかく検査してから」と慎重な口ぶりだった。
部屋付き親方で、母校・近大の先輩でもある若松親方(元幕内・朝乃若)は「“前回より厳しい。音とかがひどいような気がする”と言っていた」とその言葉を伝えた。夏場所を全休した際の診断書は全治3週間。実際は6月中旬の稽古再開まで2カ月近くかかった。秋場所も全休となりかねず、十両どころか幕下転落も覚悟しなければならない事態になった。
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