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競輪・太田海也 競技歴わずか3年もパリ五輪出場 異色の経歴を明かす「1回アスリートを辞めていて…」

2024年07月21日 20:59

自転車

競輪・太田海也 競技歴わずか3年もパリ五輪出場 異色の経歴を明かす「1回アスリートを辞めていて…」
壮行会で意気込みを語る太田海也 Photo By 共同
 23年杭州アジア大会男子短距離2冠でパリ五輪のメダル候補に挙がる太田海也(24=日本競輪選手会)が20日深夜放送のTBS「S☆1」(日曜深夜0・00)に出演。異色の経歴について語った。
 競技歴わずか3年ながら日本人初の金メダル獲得を目指す太田は「実は1回アスリートを辞めていて。元々ボート競技を高校の部活でやっていて、大学に進学してもやっていたんです。当時は五輪を目指していたんですけど全然自分じゃ叶わないという挫折をして辞めてしまった」と振り返った。

 ボート競技を引退し、アルバイト漬けの日々を過ごす中、通勤用の自転車を探そうと訪れたサイクルショップで太田の人生は一転する。

 サイクルショップでアルバイト募集のチラシを見つけ、そこで働き始めたのだ。さらに、当時店で一番高額だった100万円を超える高級自転車を購入。「ショップ店員として働く中でだんだんと自転車の魅力に引き込まれて。自分が日本で1番、世界で1番、自転車を漕ぐのが早くなってみたいという感情がどんどん出てきた」と当時の心境を語った。

 そして2021年に競輪養成所に入門。「どれだけ仙人のように無駄のない動きができるか、自転車仙人になりたい」と目標を掲げ、五輪に向けて人一倍筋力トレーニングに励んできた。「ボート競技では世界で1番になりたいという思いを常に掲げていたけど、今度は自転車競技で世界最高峰の大会に出られるということで。自分の実力を最大限に発揮してその先に見える金メダルを手にしたい」と抱負を述べた。

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