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体操女子、問題発覚時に「大丈夫だから」補欠・杉原の励まし 選手村生活はリラックス

2024年07月26日 01:30

体操

体操女子、問題発覚時に「大丈夫だから」補欠・杉原の励まし 選手村生活はリラックス
<パリ五輪 体操練習>ポーズを決める(左から)岸、牛奥、岡村、中村(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 20歳未満喫煙、飲酒問題で揺れる体操の日本女子が25日、試合会場のベルシー・アリーナで初練習に臨んだ。エースの宮田笙子(順大)が代表を辞退したため、岸里奈(戸田市SC)岡村真(相好ク)中村遥香(なんばク)牛奥小羽(日体大)が4人で本番で使う器具を使って調整した。練習後には問題発覚後初めて選手が取材に応じた。
 事前合宿のモナコで問題が発覚し、宮田が帰国。そこでチームをまとめたのが補欠の杉原愛子(TRyAS)だったという。出場最年長19歳の牛奥は「4人なった時はまだモナコで(補欠の)杉原選手がいた。自分がまだ落ち着いてない時は杉原選手が声かけてくれたり。“大丈夫だから”と言ってもらえて、助けてもらった」と振り返った。

 チームは19日にパリに到着。選手村では4人で共同生活を送っており、「4人で一緒にご飯食べたりとか、普段の生活も仲良く過ごしてます」と牛奥。中村は「選手村でいろんな選手に会えたりしたりするのが結構楽しかった」と話し、岸も「時間がある時は、散歩したりしている。おみやげを見に行ったりとか」と話した。

 予選は28日。牛奥は「自分でたくさん声をかけて周りの子たちが緊張してたら落ち着いてやれば大丈夫だよとアドバイスしながら自分にも言い聞かせたい」と話し、岸も「このまま今まで通りの自分で挑めたら」と自然体で臨む。

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